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国際ロータリー第2530地区 社会奉仕委員会

福島の未来のために           2012-13年度ガバナー 伊藤 浩

 2014年2月10日逝去
  一昨年の3月11日に勃発した末曽有の東日本大震災に加えて、東京電力第一原子力発電の大変な事故により私共の第2530地区福島県はまことに甚大な被害をこうむりました。
 今尚、本日に至るまで、風評被害、原子力被害に悩まされております。こうした大変厳しい環境の中にあって東日本大震災の当初より世界中のロータリークラブより物心両面にわたる御支援を続けて戴いたことに対し深謝致している次第でございます。
  目下、私達第2530地区福島県においては残念ながら新世代の皆様、特に最も若き世代の方々を始めとして多数の方が他地区に流出しておるところでございます。
 こうした我が地区、福島県の現状をふまえ、我々ロータリアンとしてもこの事を厳粛に受け止め福島の未来を背負って立つ「宝」の若き世代の人こそが一日も早く福島県に戻ってもらうべく努力して行かねばならないと存じます。
 今、何をなすべきか何をなさざるべきかを考察して、特に行政の手が届きにくいところに配慮して支援活動をして参りました。
 世界中で今まで経験したことのない自然災害が次々と起こっております。私達2530地区としても御恩返しをしなければならない時期が到来すると思われます。こうした現状をふまえ今日まで寄せられた義援金を有効に、出来るだけ長く、少なくともあと三年間程度は支援活動が継続出来る様に長期戦略的に活動して参りました。風化被害さえ危供される現状をふまえて「ロータリー精神を実践し」福島の復興と未来のために更なる奉仕活動を繰り広げて行かねばならないと存じておるところでございます。




パストガバナーメッセージ

2010-11 大橋廣治
2011-12 根本一彌
2012-13 伊藤 浩
2013-14 渡邉公平
2014-15 野ア 潔
2015-16 酒井善盛

RI2530地区
社会奉仕委員会