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4年前の東日本大震災の傷跡は末だ癒えず風評被害､原子力被害に悩まされ､各企業とも厳しい環境の中で一日も早く復旧復興へと懸命なる努力を続けて居ります｡その中で今日まで物心両面にわたり震災当初から県内外世界各地より多大なご支援を頂きまして心より感謝申し上げます｡
本年度2月の統計によりますと福島県から県外への避難状況は､関東25,277人､東北8.221人､中部7,497人と多く､全国合計ではなんと47,219人もの方々が県外へ避難されております｡その中に幼児等年少者が2,000人以上県外へ流出しているのが実態です｡将来を担う若者が一日も早く安心して福島に戻れる日が一日でも早く実現することを切に望むところであります｡
今年4月に行われた地区大会にRI会長代理として来福されたフリオ･ソルフス氏が津波の被災地を視察したいと申され､私達は南相馬地方の現地にまいりました｡4年経過した今も津波で押し流された田畑は無残にも海水を被り､4年前の状態に戻すにはまだかなりの時間が掛りそうです｡
異常気象のせいでしょうか今でも全国各地で集中豪雨による被害が多発しております｡今迄乱開発して来た結果による人的被害と言えるのかも知れません。世界中で今迄経験したことの無い自然災害が多発しております｡私達は今後自然と､どの様に共生していくべきなのか真剣に考え実行して行かなければならないのではないでしょうか｡
今後は第2530地区としても今日まで寄せられた多くの支援に対して恩返しの意味を含めて､新たにロータリーの｢超越の奉仕｣の下に福島の復興と未来の為に更なる奉仕活動を続けて行かなければならないと考えます。それでは2014-15年度の支援内容についてご報告させていただきます｡ |
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